舞台「幽☆遊☆白書」開幕、桑原役の郷本直也「役者人生で一番のプレッシャー」

「舞台『幽☆遊☆白書』其の弐」ゲネプロより。

冨樫義博原作による「舞台『幽☆遊☆白書』其の弐」が本日12月5日に東京・品川プリンスホテルのステラボールで開幕した。本記事では、これに先がけて去る12月4日に行われたゲネプロの模様をレポートする。なお公演内容のネタバレを含むため、鑑賞予定の人はご注意を。

2019年に上演された舞台「幽☆遊☆白書」の続編となるこの公演。キャストとして浦飯幽助役の崎山つばさ、桑原和真役の郷本直也、蔵馬役の鈴木拡樹、飛影役の橋本祥平、雪村螢子役の未来、ぼたん役の平田裕香、幻海役のエリザベス・マリー、コエンマ役の荒木宏文らが続投し、さらに朱雀役を木津つばさ、青龍役を榎木智一、雪菜役を田上真里奈、左京役を荒木健太朗、戸愚呂弟役を片山浩憲、戸愚呂兄役を中河内雅貴が演じる。また演出を伊藤栄之進(御笠ノ忠次)に加え、俳優・声優として活躍する加古臨王と、コエンマ役の荒木が務めた。

前半では、朱雀ら“四聖獣”との戦いを描く原作エピソードをもとにしたストーリーを展開。郷本演じる桑原による熱のこもった一人芝居や、橋本演じる飛影と榎木演じる青龍によるスピード感のある殺陣などが、幽助たちと四聖獣のバトルを盛り上げた。後半は垂金権造から飛影の妹・雪菜を救うべく、幽助と桑原が奮闘する原作エピソードをもとに劇が繰り広げられていく。中河内雅貴、片山浩憲がそれぞれ演じる戸愚呂兄弟との戦いでは、圧倒的な力を持つ2人に立ち向かおうとする幽助と桑原を、崎山と郷本が熱演した。

またコエンマ役の荒木、飛影役の橋本、蔵馬役の鈴木、桑原役の郷本、幽助役の崎山からはコメントも。演出家としても作品に携わっている荒木は「今回出演しているキャストは豪華で実力のある方ばかりですが、そんな彼らにも課題を与えて、常にチャレンジしてもらいながら、模索しつつ作品を作り上げていきました。舞台演劇として隅々まで楽しんでもらえる作品になっていると思います」と述べる。橋本は「3人の演出家さんの目指す方向性は同じ。でもいただけるアドバイスはそれぞれ別角度からのもので、その分、隙のない舞台に仕上がったんじゃないかなと実感しています」とコメント。さらに鈴木は「前回と比べても、少年マンガ独特の熱量と、舞台だからこその熱量がうまく組み合わさった最高の作品に仕上がっているんじゃないかと自負しています」と、三者三様に公演に対する自信のほどをうかがわせた。

郷本は「今回の作品ではいろんな戦いが見られると思います。僕、桑原和真としての一番の見せどころはまず前半にやってきます。大きな課題を与えられまして、役者人生の中でも一番のプレッシャーを感じています」と告白。「雪菜さんも登場するということで、桑原の物語もどんどん膨れ上がっていきますし、僕個人としても挑戦がある舞台。皆さまにはその辺りを楽しみにしていただきたいと思います」と語る。そして崎山は「今回はいろいろと気にすること、配慮することがたくさんあるんですけれども、それを逆手に座組一丸となって、前作よりより勢いのある作品を皆さんに届けられるよう、稽古場でがんばってきましたので、それを1人でも多くの方に見ていただきたいと思います」と話したうえで、「皆さんも僕たちも安全に千秋楽を迎えられるようがんばっていきますので、最後まで応援よろしくお願いします」と呼びかけた。

「舞台『幽☆遊☆白書』其の弐」は本日12月5日から15日まで東京・品川プリンスホテルのステラボールで上演。12月18日から20日まで大阪・COOL JAPAN PARK OSAKAのWWホール、12月23日から30日まで京都・京都劇場で公演される。

(c)舞台「幽☆遊☆白書」其の弐製作委員会
(c)Yoshihiro Togashi 1990年-1994年